「これって良くないってわかってるんだけど…」
「またやってしまった…」
ダイエットに取り組んでいる人の多くが、頭では理解しているのに、ついやってしまう失敗を経験しています。
この記事では、プロトレーナーとして現場でよく目にする、典型的なダイエットの失敗例を7つに絞って紹介します。
「それ、やっちゃってる…」という項目がある方は、今日からの意識で結果が大きく変わるかもしれません。
1. 食べなければ痩せると思っている
真っ先にやりがちなのが極端な食事制限。
カロリーを大きく減らすと、確かに一時的に体重は減りますが、筋肉量が落ちて代謝が低下→リバウンドというパターンになりやすいです。
「食べない=痩せる」ではなく、“適切に食べて燃やす”ことがダイエット成功の基本です。
2. 有酸素運動だけで痩せようとする
ウォーキングやジョギングに頼りすぎるのもありがちな落とし穴。
有酸素運動は脂肪燃焼に効果的ですが、筋肉を減らすリスクもあり、代謝が下がる原因にもなります。
筋トレで筋肉をキープ・向上させることが、長期的に“燃える体”を作る鍵になります。
3. 体重の数字だけを見て一喜一憂する
体重は水分・便通・ホルモンの影響で日々変動します。
「減った!」「増えた!」と数字ばかり追っていると、本当の体の変化が見えなくなり、継続が難しくなります。
体重はあくまで指標。ウエストのサイズや見た目、服のフィット感を重視しましょう。
4. サプリや流行に飛びつきすぎる
「これを飲めば痩せる」「〇〇だけダイエット」など、短期的な流行に振り回されるのも失敗のもと。
本質的な改善がないまま「何かに頼りたい」という依存思考では、根本的に体は変わりません。
まずは基礎的な食事・運動・生活習慣を整えるのが先決です。
5. 頑張りすぎて継続できない
初日からストイックにやりすぎて、数日後に反動で挫折…
この“ゼロか100か思考”もダイエット失敗あるあるです。
重要なのは継続できる強度でスタートすること。
完璧よりも“まあまあ”を毎日続ける方が、結果的に成功します。
6. チートデイが「暴食日」になっている
ダイエットに慣れてくると「チートデイ」を設ける人も増えますが、それが単なる暴食になってしまうケースも。
チートデイは計画的に炭水化物やカロリーを増やして代謝を刺激する日であり、感情のままに食べまくる日ではありません。
翌日までむくみや罪悪感が残るようなら、それは“リセット”ではなく“リスク”です。
7. 自己流で迷走している
ネットやSNSの情報を組み合わせて、自分なりにやってみる。でも、結果が出ないと不安になり、また新しい方法に飛びつく…このループにハマる方は非常に多いです。
そういうときこそ、トレーナーなどプロに相談するのが一番早くて確実です。
「今のやり方で合ってるのか?」と迷わなくなるだけで、継続の精度が一気に上がります。
まとめ|「知ってるけどやっちゃう」は修正できる
失敗の多くは、知らないからではなく、知ってても実行できないことにあります。
だからこそ、まずは「自分がどのパターンに当てはまっているか」を認識するところから始めてみてください。
失敗パターンを知り、外すだけで、同じ努力がグッと結果に繋がりやすくなる。
次は成功の土台を固める一歩を踏み出しましょう。